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| 今回は2003年9月5日vs増田裕司五段(王座戦)に勝って「600勝」を達成されました、
淡路仁茂九段の登場です!私、どかん7号の師匠です。師匠の600勝達成のニュースは とても嬉しく思っていましたが、まさか「大好き!関西棋士」の記事を自分が頼まれるとは・・
僕としては少しでも師匠孝行するためにも、とてもいい機会を与えられたと思います。 文章には自信ありませんが、よろしくお付き合い下さい。 (600勝達成の投了図) なお、師匠の成績や思い出の一局などは関西将棋会館ホームページのメールマガジンに 詳しく紹介されているので、ぜひそちらもご覧いただきたいと思います。 | |||||||||||||
〈Q1. 600勝達成の瞬間の気持ちは?〉 | |||||||||||||||
A. | 正直うれしかった。順位戦の中座五段(8/24)に負けてズルズル負けるかなと不安やったし、増田五段戦も苦しい将棋を逆転して勝ったので・・・。
棋士になってもうすぐ30年になるけど、年間20勝ペースで来ているからまあまあかと思う。 | ||||||||||||||
師匠は今でも研究熱心だ!連盟へライブの将棋を調べに行き、研究会も精力的にこなしている。
対局も持ち時間を残すことは滅多になく、目一杯使うし局後の検討にも時間をかけて行う。 僕が奨励会に入りたての頃はいつも3〜4時間は感想戦をしていることが当たり前だったので、
先輩奨励会員にはよく「君の師匠、将棋好きやな〜」と言われていたもんだ。 棋士には残念ながらなれなかったのだが、兄弟子の中川さんは「師匠は努力を継続できる人」と仰っていた。プロ棋士として強くなるための努力は当然しているだろうが、それを30年続ける ということはなかなかできないことだと思う。 プロ棋士としても尊敬できる師匠に出会えて (弟子一同)ホントに良かったと思います。 | |||||||||||||||
〈Q2. 弟子について〉 | |||||||||||||||
A. | みんなそれぞれの個性があって、話したり研究会など将棋指すのも楽しい。
弟子は育ててあげるというもんでもないから、基本的には放任主義です。 (奥様からは無責任だと言われたりしてるらしいです・・) | ||||||||||||||
僕が奨励会入った頃は、よく怒られました。 | |||||||||||||||
師匠といえばパソコンと思いつく人が多いみたいですね!でもネットで将棋を指すことはありません。 でもネットが普及されると、僕は妹のパソコンを使っていました。 この時はずっとネットで将棋指していましたが、将棋が粗くなるだけで、強くなった気がしなかったんでやはり師匠の言うことは的を得ている
ように思います。 これは人それぞれの考えがあるでしょうから反論されるかもしれませんが・・
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記事 撮影 どかん7号
写真提供 淡路仁茂九段 |