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5号/普及指導員として思うこと
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7月も終わりに近づいてきました。 何だか日記に書くにはふさわしくない大層な題名ですが日頃考えているようなことを。
大会も目の前。 子供たちが大会でどれくらい活躍できるかは指導している者への一つの成績表だと受け止めています。勿論結果が全てではないのですけれども。 ポカはしないか、マナーは守れているか、気にしているとキリがありません。それでも振駒をすればもう他人があれこれ言う余地はなく後は本人に任せるしかありません。幸運を祈るばかりとなります。
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例年より参加人数が少ないと聞くと地域での将棋離れが始まっているのではと心配になります。きっと時期によって波があるのだと思うのですが。
そこで指導員としての立場から将棋が子供たちに教育上、効果のあることとしてアピールできる点を考えてみました。
・〜基本手筋を習得し、応用する力を身につける。 自分で形勢を判断、大局観を養うことにより〜 ⇒考える力を育む
・〜お互いがルールを守ることを前提として年齢差、 学年差を越えて気持ちよく対戦することにより〜 ⇒信頼関係を学ぶ
・〜勝つ楽しさ、負ける悔しさを通して、敗者をいたわる 心に気付いたり、苦難を乗り越える力をつけたりする事 により〜 ⇒精神力を養う
他にも「集中力」「忍耐力」「発想力」「構想力」などいろんな 教育的効果のあるキーワードが思い浮かびます。
これを『誰が』『どのように』『誰に向けて』発信するかまでの 考えは至りませんが、 このような点を一つ一つあげてみると将棋を通して子供たちに 接することができるということが、 改めて素晴らしいと感じるのです。
・。・。・。・。・。 どかん5号
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2004年7月29日(木)
No.304
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